英語はインプット?アウトプット?どちらが大事?

英語はインプットかアウトプットどちらに重きを置くべきか、英語学習者の間でよく話題になります。結論から言うと、どちらも重要です。そもそも、何がインプットで何がアウトプットなのか曖昧な方もちらほらいます。

今回は、インプットとアウトプットの違い、それぞれの特徴、どちらが大切なのかなどを解説していきます。

英語上達に関わる部分なので、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

インプットとアウトプットの違い

インプットとは

英語学習におけるインプットは、「英語を受け取ること」、つまり情報を頭の中に取り込む作業を指します。

主な例として、

  • リーディング:英語の本や教科書、記事などを読んで単語や文法用法などを学ぶ。
  • リスニング:映画やYouTubeなどを視聴して、フレーズの使い方や発音を学ぶ。

があります。

インプットの目的は、

  1. 語彙やフレーズ、文法を自然に身につけること。
  2. 英語の文脈やニュアンスを理解する力を養うこと。
  3. 自分が言いたい表現をストックすること。

です。

アウトプットとは

アウトプットは、「頭の中にある英語を外に出すこと」、つまり言語を実際に使う活動です。

主な例として、

  • スピーキング:実際にネイティブの人や友達と話してみる。
  • ライティング:日記を書いたり、メールなどでやり取りをする。

アウトプットの目的は、

  1. 頭の中にある語彙やフレーズを実際に使えるようにすること。
  2. 発音や文法の正確性を改善すること。
  3. 自信をつけ、英語を使うことへの抵抗感をなくすこと。

です。

結局どちらがより大事?

冒頭でどちらも重要だと述べましたが、より重視すべきは

インプット

です。

え、日本人はインプットばかりで話さないから英語が伸びないんじゃないの?

英語のテストだけできて話せない人はいっぱいいるけどね。

間違ってはいませんが、少し誤解しているかもしれません。

多くの人がインプットは単語帳をやったり文法を覚えたりすることをイメージしますが、上で説明した通り、インプットとは情報を頭の中に取り込む作業全てを指します。

単純に単語の意味や文法のルールを覚えるだけではなく、ニュアンスどう言う場面で使われるのかを理解すること、そして発音を学ぶことなども含みます。

もちろん、一人で読む・聞く以外にも、実際の英会話でもインプットできることはたくさんあります。

そもそも、アウトプット「頭の中にある英語を外に出すこと」なので、インプットしてない状態(頭の中に何もない状態)でアウトプットのしようがないんです。

インプットとアウトプットの両立

じゃあ、何をどれくらいやるべきなのかと疑問に思いますよね。

大まかに言うと、

インプット7:アウトプット3

がベストとされています。

インプットですべきこと

1. リーディング

とにかく、たくさん読みましょう。本やニュースに限らず、英語のWebサイトの記事を読むこともおすすめです。私は英語で検索する癖をつけて、読む時間を増やしていました。今では日常的に英語で検索することが習慣になっています。

2. リスニング

映画やドラマはもちろんのこと、気軽に観られるYouTubeが特におすすめです。英語字幕をつけながらでも大丈夫です。発音やイントネーションに注目することも忘れずに!

3. 教科書などでの勉強

もちろん、机に向かって勉強するようなことも必要です。特に文法学習は大切です。文法が身についていなければ、英語が使えないどころか、単語も意味を調べても文章の意味が理解できません。

単語帳などでの単語学習に関しては、もちろん全くやらないことはよくないですが、近いうちにテストでもない限り集中してやるべきことではないと個人的には感じています。適度にやりましょう!
より優先すべきは実際の英語に触れて、文脈で覚えること!

リーディングもリスニングも初めはゆっくりでいいので、わからない単語やフレーズは意味を調べ、内容を理解しながら進めていきましょう。自分に合ったレベルのもの・興味のある分野から入り、徐々に幅広い分野へ挑戦していきましょう。
また、上記の3つはどれか一つだけやればいいのではなく、全てバランスよくやることが重要です!

アウトプットですべきこと

1. 英会話

今では、実際に会って話す国際交流の場だけでなく、インターネット上で世界中の人と会話ができます。自分に合った場所を見つけて英語を話す機会を作りましょう。

英語を話す際は、間違いを恐れずにどんどん話していきましょう。英会話のいいところはアウトプットと同時にインプットもできるところです。例えば、自分がミスした際に相手が訂正してくれたり、相手が発した新しい単語やフレーズの意味を聞いてみたりすることで、どんどん新しい情報が頭に入ってきます。

2. ライティング

具体的なものとしては、ネイティブや英語が話せる人とメッセージでやり取りしたり、日記や作文を書いてみることです。日記や作文に関しては、添削してくれる人がいればベストです。

3. 問題を解く

こちらは、一人でもできることなので取りかかりやすいです。自分の現在の英語力や成長の指標になるので、とても役に立ちます。

まとめ

いかがでしたか?
少し意外に思ったところもあったでしょうか?

英語学習に関してはたくさんの情報が飛び交っていて、どの意見を信じればいいのか少し困ることもあるかもしれません。
ただ、私の発信に関しては、自身の学習経験だけではなく世界中の言語学習者を見てきての意見になりますので、間違ってはいないと信じています!

是非参考にしてみてください!


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